なぜ女優は、年齢を気にしない発言をするのか
先日番宣で石原さとみがテレビに出ていて、
あまりのかわいさに釘付けになっていたところ
『やっと30歳になれたっていうか、ずっと前から早く30歳になりたかった』
というような発言をしていて仰天した
誤解ないようにお伝えしたいのだけど、ウォーターボーイズのころからわたしは石原さとみの大ファンなんです
そりゃああんなに美人だったら、歳なんて関係無い!と世の男性も思うことでしょう
でもでも!
石原さとみに限らず、世の大女優ほど、(SK-IIの人とか、最近結婚した水素水の人とか…)
年なんて関係ないです!
年なんてただの記号でしょう?
次のステージに進めたってワクワクします!
今の自分が一番好き
みたいなことを口にする
一瞬、そりゃあ、この歳でこのスタイル、美貌を持っていたら、そうだろうなぁと納得感があるのだけど、よく考えるとなんだかざわざする
確かに海外では、年を重ねる良さ、とか年相応の美しさ、も男性が女性を選ぶ基準の1つだと思うのだけど、
日本の男の人は、やっぱり若い女の子が好きでしょう?!
もちろん例外的に、熟女好きとか年上好きの人もある一定数いるとは思うのだけれども。
同性から見ても、やっぱり若いということは、消耗されるけれど、だからこそ価値のあることだと思うんですよね
それなのに、天下の大女優様たちは、それにわざわざ対抗するようなことを発言されるのは一周回って、痛々しいというか、寒いなあって気がしてしまうのです
さらに痛々しいのは、その発言を間に受けて、さほどでもない一般人が同じような発言をすること。
会社のお局さん バツ2 独身 44歳
『私人生の中で今が一番仕上がってるって言うか、20代の時よりずっと自分に自信が持ててるんだよね』
と、会社の飲み会で発言した時の、あの空気をわたしはきっと忘れないだろう
あれは居酒屋なんかじゃなく間違いなく戦慄迷宮だった!
そもそも、みんな同じように若いときはあった訳だし、不公平に十代から四十代へ飛び級した人はいない訳だから。
年齢なんて気にしてないアピールが返って痛々しく感じちゃうので、年を重ねても綺麗な人には、
もう○○歳なんですね!お綺麗ですねー
というコメントに対して、ムキにならず、
にっこり笑ってありがとう
と大人の対応をしてくれる方が、
若い時の私より今の私のがずっと好き!って発言されるより、よほど余裕が感じられて素敵な大人だなぁって気持ちになるのだけれど。
こんな話を件の彼氏にぶつけたところ、
まぁー彼女たちはイメージ商売だし好感度とか気にするんだろうし、夢を売る仕事でもあるからねぇ。
そんなに違和感感じないけど。
と言った後、しばらく黙り込んだ
程なくして、
いやでもやっぱちょっと変なのかもね
だって山田花子が、年齢なんてただの記号!
年をとって新たなステージに立てて嬉しい、って言ってたら面白いと思うから、と。
美しいは説得力
美人は正義
女は若い方がいい、ということなのか。。